莫高窟 Mogaoku


ばっこうくつ モーカオクー

またの名は敦煌千仏洞。市内から東南へ25キロの大泉河に浸食された鳴沙山の断崖に作られた石窟寺院です。4世紀後半から約千年間にわたって造営され続けました。現存する石窟の数は735窟あり、そのうち壁画や塑像が残る窟は492窟あります。最盛期の唐代には石窟の数が千を超えていたと言われています。現存するすべての壁画をあわせた面積は4万5千平方メートル、塑像の数2400体、櫓が5座、これまでに発見された文書や絵画などが約5万点。その質・量・保存状態において世界最大の石窟寺院遺跡です。

数ある中国の歴史遺産のなかから1976年に万里の長城、秦始皇帝陵、故宮とともに中国初の世界遺産としてユネスコに登録されました。

莫高窟についてさらに詳しくお知りになりたい場合はこちらのページも御覧ください。



参観のご注意:

近年の観光客激増にともない遺跡の保護が急務となっております。入場者の方にはご迷惑をおかけしますが、参観にあたってはいくつかの規制がありますのでご了承下さい。

カメラ、ビデオの持ち込みは禁止です。入場前に荷物預かり所に必ずおあずけ下さい。
柵の外からの撮影は可能です。入場券は当日一回のみ有効です。退場後は無効となりますのでお気をつけ下さい。開放窟のすべてを見学できるわけではありません。見学窟はそのときの込み具合などを考慮して研究院ガイドが決定します。お目当ての窟がある場合には早めにガイドにお伝え下さい。

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