玉門関 Yumenguan


ぎょくもんかん ユーメンクアン



又の名は小方盤城。前漢時代に対北方騎馬民族用に築かれた長城線の西の砦で、敦煌の町がシルクロード上の国際都市として発展する以前からある軍事上の関門です。後には西域の于闐(うてん 現在のホータン)産の玉(ぎょく 翡翠の一種)の輸出入を取り締まる税関としての役割も与えられたことから「玉門関」と名付けられました。

20世紀初にイギリス探検隊のオーレル・スタインがこの一帯を調査したさい発見された木簡資料によりここが漢代の玉門関址に比定されました。なおこの土壁自体が関門の建造物であるにはあまりに小さすぎるため、関門内の建造物の一部ではないかと推定されています。





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