五個廟石窟 Wugemiao
ごこびょうせっくつ ウーガミャオ
市内から90キロ。粛北蒙古族自治県の党河の断崖につくられた石窟で敦煌五大石窟のひとつです。東岸に五個の石窟がある(西岸にも数個)ことから五個廟と呼ばれています。廟は霊を祭るという意味で蒙古族は寺院よりも廟という表現をよく使います。現在は東岸の四窟に北周時代(6世紀)の壁画が残っています。またここから党河の上流8キロの地点(吊水溝)に一個廟石窟がありますが、車が通れる道がなく見学は不可能です。五個廟、一個廟ともに西千仏洞を補完する石窟と考えられています。
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