旅のシーズン 天気予報
沙漠の町、敦煌にも四季はあります。季節ごとの様子をご紹介します。
冬季(11~2月ごろ)
正直言ってとても寒いです。 毎日というわけではありませんが、 気温はマイナス20度くらいまで下がることもあるので覚悟してください。ただし冬ならではの長所もあります。それはなんといっても観光客が少ないことです。 莫高窟の参観も貸しきり状態で、ある意味とても贅沢な観光ですね。
寂寞、荒涼、深閑、静寂、万里、僻遠、茫漠、そんな言葉が頭に浮かんでくる冬の沙漠。
ひとあじ違う敦煌体験をしてみるのはいかがですか。 ただし寒さ対策は万全に!
ダウンのコート、フリース、手袋、マスク、カイロ、ヒートテックなどは必須です。
春季(3~4月ごろ)
さすがの酷寒は過ぎたものの、照りつける太陽、、とまではまだいきません。朝晩はまだフリースやブルゾンは手放せません。
この季節に敦煌を訪れるなら、 運がよければ(?)貴重な体験ができるかもしれません。
『沙暴(しゃあぱお)』、つまり砂嵐です。 少なくとも一春に数回はあるでしょうか。特にひどいときには真昼でも闇に包まれ、わずか数メートル先が見えないこともあります。
想像できますか?世界が茶色一色になるんです。 もちろん外出中に遭遇したなら災難ですが、でもそれも人生の得がたい経験ですから、、、
夏季(5~8月ごろ)
これこそが沙漠のイメージ、、、いよいよやってきました、炎熱の日々。
一番大事なことは、とにかく水分補給を欠かさないこと。
帽子、サングラスもあったほうがいいですね。 女性なら日焼け止め、リップクリームも忘れないでください。
日差しが強いので長袖のシャツも用意しておきましょう。
でも心配しなくて大丈夫です。いまは最も観光に適した季節ですから。
たしかに気温だけを見れば40度くらいまで上がることもあります。 午後の沙漠なら地表温度は50度以上。
でも湿気がありませんから蒸し風呂のような不快な暑さを感じることはありません。 汗をかいてもすぐ乾きます(かいたこともわからないくらいにすぐ乾きます)し、 日陰に入ればほんとに快適です。
莫高窟の参観時も洞窟に入ればうそのように涼しい。
川が流れ、木々が茂り、花が咲き鳥がなき、、 葡萄、あんず、西瓜、、果物もとてもおいしい。 沙漠に生命を感じる季節です。
そしてなによりも気持ちいいのが夜です。 敦煌名物の夜市で飲むビールは最高においしい。
すこし郊外に足を延ばせばそこはもう天然のプラネタリウム。
天の川に流れ星。まさに満天の星。 きっと忘れられない体験になるでしょう。
秋季(9~10月ごろ)
観光には最も落ちついた季節でしょう。 日中は暑くなく寒くなく。ただし朝晩はジャケットを用意しましょう。
敦煌観光の最盛期はもちろん夏ですが、 9~10月は日本も中国も連休が多いので、観光客はけっこう多いんです。
ちなみに、莫高窟は西から東に向いています。 この時期の参観は早朝がいいでしょう。 秋の柔らかな陽が洞窟に差しこみます。 朝の光でみる仏様はいっそうこうごうしく感じられるでしょう。
また鳴沙山で遊ぶにも最適の季節ですね。 沙が灼けていませんから、、、
へとへとになるまで遊んで、沙まみれの体にシャワーを浴びたら、 秋の夜長に飛天舞踊の鑑賞などいかがでしょうか。
でも結局、旅に出たいそのときがあなたのベストシーズンです!!
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